請願

 

第171回国会 請願の要旨

新件番号 187 件名 教育格差をなくし、子供たちに行き届いた教育を求める私学助成に関する請願
要旨  すべての子供たちに人格の完成を目指す教育が保障され、確かな学力が身に付き、いじめや非行、暴力、不登校・登校拒否や中途退学がなくなり、心身共に健やかに育つことは、切実な願いであり、これを実現するために必要な諸条件を整備確立することは教育行政の最優先の責務である。一九九四年に発効した「子どもの権利条約」には、すべての子供がひとしく教育への権利を有し、後期中等教育の保障と無償化を目指すべきであることが明記されている。取り分け、私学の高学費は耐え難いものになっており、教育基本法においても私学の振興の必要性が訴えられている。
 ついては、未来の日本を担うすべての子供たちに行き届いた教育を保障するよう、次の事項について実現を図られたい。

一、教育予算を大幅に増額すること。
二、私学助成の国庫助成制度を堅持し、私学助成を大幅に増額すること。
三、私学の教育条件を改善するため経常費の二分の一助成を実現すること。
四、学費の公私格差をなくし、保護者の学費負担を軽減するために授業料直接助成を実現すること。

一覧に戻る