新件番号 | 1018 | 件名 | 私学助成の抜本的拡充で、行き届いた教育の実現を求めることに関する請願 |
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要旨 | 格差が社会問題になっている中、公立学校と私立学校の教育費の格差は解消されていない。全国私立学校教職員組合連合の二〇〇七年九月末調査(二八都道府県二五四高校・対象生徒総数二〇九、四六九人)によると、私立高校における三か月以上の学費滞納者は、一校平均一二・七人に上る。高校進学率が九七・七%と実質義務化している今日、家計の教育費負担を軽減し、教育の格差を是正するためには、教育予算の拡充が急務である。憲法・教育基本法・子どもの権利条約に基づいて、一人一人の子供たちに確かな学力と成長・発達を保障することは、国民の願いである。 ついては、次の事項について実現を図られたい。 一、私学助成の国庫補助制度を守り、私学助成を大幅に増額すること。 二、経常費補助について公立学校の児童・生徒一人当たり教育費の二分の一を予算化すること。 三、教育費の父母負担を軽減するため、授業料軽減助成制度・奨学金制度などを充実すること。 |