請願

 

第169回国会 請願の要旨

新件番号 721 件名 ガソリン・軽油などにかかる燃料税の暫定税率の廃止に関する請願
要旨  原油、輸入穀物などの高騰により、国民生活や営業が大きな困難に直面している。原材料高騰によるコスト増を運賃・料金・価格に転嫁できない事業者も多く、賃金・労働条件切下げや非正規化など労働者への犠牲転嫁が出ている。倒産や廃業に追い込まれる事態も見られ、今後拡大することが懸念される。しかし、政府が昨年末に発表した「原油価格の高騰に伴う中小企業、各業種、国民生活等への緊急対策の具体化について(取りまとめ)」は、極めて不十分である。原材料の高騰の背景には、国際的なヘッジファンドなどの投機資金による影響が大きいにもかかわらず、政府は規制を掛けようとしていない。このような姿勢を直ちに改め、緊急対策を講じることを強く求める。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、ガソリン・軽油などにかかる燃料税について、暫定税率を廃止すること。

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