請願

 

第169回国会 請願の要旨

新件番号 451 件名 ガソリン税の暫定税率廃止等に関する請願
要旨  原油や輸入穀物の高騰は、国民生活や営業に大きな打撃を与え、物価全般を押し上げている。こうした下で、通常国会に揮発油税(ガソリン税)を本則の二倍で継続する等の暫定税率を延長する租税特別措置法改定案が上程されている。これらの増税措置は、暫定と言いながら既に長期に継続し、道路特定財源として道路を造り続ける仕組みとなってきた。既に日本の道路密度は世界でトップクラスにもかかわらず、さらに道路中期計画で今後一〇年間にわたり五九兆円を高速道路や高規格道路などの建設につぎ込む内容となっている。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、揮発油税等の暫定税率は廃止するとともに、道路特定財源を一般財源化すること。
二、原油価格等を高騰させている投機資金を規制する国際協調を目指すこと。
三、軍事費の削減、大企業・大資産家への減税を元に戻し、貧困対策、社会保障や地方財源の拡充に充てること。

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