請願

 

第168回国会 請願の要旨

新件番号 1378 件名 教育格差をなくし、子供たちに、行き届いた教育を進めることに関する請願
要旨  すべての父母・教職員はどの子も豊かに健やかに育ってほしいと願っている。しかし、連続する少年犯罪、学級崩壊、中途退学、不登校など子供たちの現状は深刻である。子供たちの課題にこたえるためには、教職員を増やし、学級規模を縮小して子供たち一人一人を大切にする行き届いた教育の保障が必要である。国の責任で三〇人以下学級を、の声は自治体関係者を含めて国民世論である。また教育費の父母負担も多くなっており、教育予算の大幅な増額は切実な願いである。
 ついては、次の事項について速やかに実現を図られたい。

一、教育予算を大幅に増額すること。
二、国の責任で小学校・中学校・高等学校の三○人以下学級を実現すること。
三、義務教育費国庫負担制度を維持・拡充し、国の負担率を復元すること。
四、障害を持つすべての子供たちの教育の充実に向けて、教職員を増やし、教育条件を整備すること。学校教育法に基づいて、すべての特別支援学校に寄宿舎を設置すること。
五、私学助成の国庫補助制度を堅持し、私学助成を大幅に増額すること。
六、就学援助制度及び授業料減免制度を抜本的に充実すること。教育費の父母負担を軽減すること。

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