請願

 

第168回国会 請願の要旨

新件番号 1320 件名 教育格差をなくし、子供たちへ行き届いた教育を進めることに関する請願
要旨  すべての子供たちの豊かな成長発達は、父母・教職員・国民の願いである。しかし、不登校や中途退学、少年事件など子供たちを取り巻く状況は深刻である。その根底には、格差社会に象徴される激しい競争と経済格差が、学校に通わせている父母の家計に影響し、子供たちに不安感をもたらしている。これらを打開するためには、子供たちの学ぶ希望と喜びをはぐくむ学校づくりとともに、教育条件の整備が必要である。
 ついては、子供を真ん中にした学校づくりのため、次の事項について実現を図られたい。

一、教育予算を大幅に増額すること。
二、私学助成の国庫補助制度を堅持し、私学助成を大幅に増額すること。
三、国の責任で小中高の三〇人以下学級を実現すること。
四、義務教育費国庫負担制度を維持・拡充し、国の負担率を復元すること。
五、障害を持つすべての子供たちの教育の充実に向けて、教職員を増やし、教育条件を整備すること。
六、就学援助制度、授業料減免制度を抜本的に充実すること。教育費の父母負担を軽減すること。

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