請願

 

第168回国会 請願の要旨

新件番号 1310 件名 誰でも保険で安心してかかれる医療に関する請願
要旨  二〇〇六年の医療改革は、すべての高齢者から保険料を徴収し、かつ高齢者患者負担を現在の一割から二割負担あるいは、現役並みの所得のある人は、現在の二割負担から三割負担への引上げであり、長期入院時の食費、部屋代が保険給付から外され患者負担となることであり、医療の安全と質の確保に欠かせない診療報酬の引下げを行うことである。これらは、患者の医療を受ける権利を脅かし、病気の早期発見・早期治療を妨げ、重症化による医療費の増加を招くものである。国庫負担の増額など医療保険に対する国の責任を強めるよう求める。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、高齢者の患者負担と保険料の引上げを行わないこと。
二、入院時の食費、部屋代などの患者負担を増やさないこと。
三、医師、看護師の増員や医療の質と安全性が確保できるように診療報酬を改善すること。

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