請願

 

第168回国会 請願の要旨

新件番号 985 件名 新テロ特別措置法の制定反対、自衛隊のインド洋、イラクからの撤退に関する請願
要旨  アフガニスタンでは駐留米軍・国際治安支援部隊(ISAF)による無差別空爆が続けられ、今年だけでも民間人の死者は三一四名に上っている。アメリカ、イギリス、カナダなど占領各国でも撤退世論が多数を占めている中で、政府はテロ特別措置法を三度も強行延長し、海上自衛隊をインド洋に派遣して、殺戮(さつりく)を繰り返す多国籍軍を支え続けてきた。また、イラクでも増派された米軍による市民の大量虐殺が行われており、航空自衛隊は、現在も米軍をイラク全土に運び、市民虐殺作戦を遂行するための主要な役割を果たしている。このような行為は、戦争犯罪であり許すことはできない。アメリカを始め占領軍を派遣している各国、そして日本でも、アフガニスタン・イラクの占領を終結させすべての軍隊を即時に撤退させることを望む声は日増しに大きくなっている。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、新テロ特別措置法の制定をやめ、インド洋から自衛隊を即時撤退させること。
二、イラク特別措置法を廃止し、イラクから自衛隊を即時撤退させること。

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