請願

 

第168回国会 請願の要旨

新件番号 858 件名 消費税の大増税反対、税率を三%に引き下げることに関する請願
要旨  消費税率が五%に引き上げられ、その額は、年間一人当たりで平均一○万円、四人家族で四○万円にもなった。不況は更に深刻になり、収入は大きく減少し、失業や倒産の増大など、国民生活は待ったなしの事態になっている。ところが、政府・与党は、無駄な大型公共事業や大銀行救済には巨額の税金を注ぎ込み、大企業への減税を進める一方、福祉切捨てなど国民の暮らしを犠牲にする政治を続けており、国と地方を合わせ六百数十兆円もの借金―財政破たんのつけを国民になすり付けようとしている。庶民いじめの消費税は、本来なくすべきである。景気を良くし、日本経済を立て直すためには、経済の六割を占める個人消費を増やすこと、家計を直接あたためることが必要である。消費税減税は、消費を直接拡大するとともに、売上減に加え消費税を転嫁できないという二重の困難の下にある中小業者の営業を助ける点でも、最も有効な景気対策となる。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、消費税の大増税計画をきっぱりやめること。
二、税率を直ちに三%に引き下げること。

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