新件番号 | 710 | 件名 | 太平洋戦争中の空襲によって傷害を負った者を国の責任において援護する戦時災害援護法の制定に関する請願 |
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要旨 | さきの大戦の際、多数の国民が空襲その他の戦時災害により、傷害を受けた。国は、軍人軍属、準軍属とその遺族には「戦傷病者戦没者遺族等援護法」に基づき援護をしているが、民間人の犠牲者については、戦後六十二年、何らの援護も行われない。国家補償の精神に基づいて、戦時災害援護法を早急に制定し、旧軍人軍属、準軍属と同様の援護を行うよう求める。 ついては、次の事項について実現を図られたい。 一、太平洋戦争中の本土空襲で負傷し、傷害を負った民間人に対し、国の責任で援護する法整備を早急に行うこと。 二、空襲によって傷害を負った者の全国的調査を、国の責任において実施すること。 |