請願

 

第168回国会 請願の要旨

新件番号 139 件名 庶民増税、消費税増税を行わないことに関する請願
要旨  消えた年金という、問題が起きている。国民から申請がなければ支給しない年金の仕組み、国が積極的に国民の生活を守ろうとしてこなかったことが、根本問題である。戦中・戦後の混乱期を生き抜き、子供を育て、がむしゃらに働いて日本経済の復興を支えてきた高齢者たち、その多くが生きる不安にさらされている。大増税とそれに伴う国保・介護保険料の増大、医療・介護保険改悪による負担増、生活保護制度の老年者加算・母子加算の相次ぐ削減・廃止で高齢者のみならず、すべての国民の生存権が脅かされている。最低保障年金は、最低賃金・生活保護とともに、生存権保障の大切な柱であり、国連も、その実現を日本政府に勧告している。大企業・大金持ち優遇税制を改め、軍事費や無駄な公共事業費を減らして財源をつくり、消費税によらない最低保障年金制度の実現を求める。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、年金課税・定率減税を元に戻すとともに、大企業・大金持ちに応分の負担を求め、庶民増税、消費税増税をしないこと。

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