請願

 

第166回国会 請願の要旨

新件番号 1666 件名 安心して子供を生み育てられる社会にするための行き届いた教育条件の整備に関する請願
要旨  「お金の心配せずに子供が産めるようにしてほしい」「夫は毎日一二時間労働。疲れて帰ってきて子育てなんてとてもできない」「保育園が一杯で預けられるか心配である」「保育料が高くてこれでは何のために働いているのかとむなしくなる」、子育て世代は悩みや不安が一杯である。政府も、少子化対策や子育て支援を言うが、実際には、若い世代に、高い失業率と不安定な仕事が広がり、家庭を犠牲にする長時間労働もますますひどくなっている。子供を産んだら働き続けられない職場、保育園不足、教育条件の整備の後れなどの問題も深刻さを増している。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、国の責任で教育の条件整備を進めること。
 1 国の責任で三〇人学級を実施すること。
 2 教育にかかわる私費負担軽減へ教育扶助・就学援助の国庫負担を引き上げ、お金の心配せずどの子も大学まで進学できるようにすること。
 3 公立学校施設費を増額し、プレハブ校舎の解消や耐震化などを進めること。

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