請願

 

第165回国会 請願の要旨

新件番号 1253 件名 医療改悪や庶民大増税をやめ最低保障年金制度を実現することに関する請願
要旨  医療費が上がり、年金が改悪され、年金への課税が増え、介護保険の保険料や利用料が引き上げられて、高齢者は厳しい生活を強いられている。そのうえ、庶民大増税、消費税の引上げなどが計画されている。これ以上の庶民や高齢者への負担増は、生存権を脅かす。今でも、一〇〇万人にもなろうとする無年金者、数百万人の低年金の人がいる。保険料を払えない人が増え、年金の空洞化が進んでおり、将来への不安は大きくなるばかりである。指定都市市長会は、高齢者の生活保護受給者が増え続けていることを問題にし、最低年金の創設を提案した。だれもが安心して高齢期を迎えられるように年金制度を抜本改革することは、待ったなしの課題になっている。大企業や大金持ちへの優遇税制をなくし、無駄な公共事業や軍事費を削って財源をつくり、消費税によらない最低保障年金制度を創設するよう求める。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、消費税によらない全額国庫負担の最低保障年金制度を実現すること。
二、国民や高齢者への負担増になる医療改悪を行わないこと。

一覧に戻る