請願

 

第165回国会 請願の要旨

新件番号 955 件名 憲法第九条改悪のための国民投票法反対に関する請願
要旨  憲法改定を重要法案とする安倍新内閣の下、憲法全面改定を視野に入れて、国民投票法案の上程と審議入りがされている。昨年、自民党が発表した新憲法草案は、憲法第九条第二項を全面的に変えて、「自衛軍を保持する」と明記し、現憲法が禁じる集団的自衛権の行使を事実上容認する内容である。憲法改定の焦点が第九条、特に恒久平和主義の廃絶と戦争立法のための国民の平和的生存権のはく奪にあることは明らかである。第九条がなくなれば、日本は米国との軍事同盟を更に強め、国民はテロ・国際紛争など戦争の渦中に引き込まれる。平和憲法のかぎであり基礎である第九条を変えるために国民投票法をつくることに反対する。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、「国民投票法案」を採択せず、必ず廃案とすること。

一覧に戻る