新件番号 | 368 | 件名 | 被用者年金制度の一元化に関する請願 |
---|---|---|---|
要旨 | 本年四月、政府は「被用者年金制度の一元化等に関する基本方針」を閣議決定した。その内容は過去に法律で約束し、高齢者が既に生活設計に組み込んでいるのを踏みにじるものである。 ついては、将来にわたって国の根幹を支える公務員に人材確保等の観点から、公務員制度の一環としての共済年金の特殊性を維持し、退職者の生活安定の機能と役割を十分果たせるよう、次の事項について実現を図られたい。 一、共済年金の職域部分は、公務員の身分上の制約やその職責の重要性にかんがみ、これを堅持すること。 二、恩給期間にかかわる給付の費用(追加費用)は、国又は地方公共団体が負担すると法に明記されており、引き続きこれを遵守すること。 三、既裁定者の給付の減額は、憲法上の財産権の侵害であり認めないこと。 |