請願

 

第164回国会 請願の要旨

新件番号 2175 件名 障害者自立支援法の撤廃に関する請願
要旨  障害者自立支援法は無料か低額で行われている障害者の介助・医療に一割の自己負担を強いるものであり、その額は事実上上限もなく極めて高額である。障害者の多くは月に六六、〇〇〇円から八〇、〇〇〇円の障害年金で暮らしており、生活が成り立たない。また、実質的な介護保険との統合がねらわれている。介護保険では介護量の最高が一日四時間である。介護保険は介助の国家保障をなくし当事者の自己責任にしてしまうものである。自立支援法の次には国民の健康で文化的な生活を保障した憲法第二五条を改悪・廃止して生存権保障を廃止しようとしている。
 ついては、障害者自立支援法に反対し、撤廃するとともに必要な介助・医療を全額公費で保障されたい。

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