請願

 

第164回国会 請願の要旨

新件番号 1111 件名 国立バレエ高等学校(仮称)の設立に関する請願
要旨  現在、多くの若い優秀なバレエダンサーが日本国内を問わず海外のバレエ団でも活躍するようになった。人の心を豊かにし、潤いを与える文化・芸術活動の振興は、青少年の健全な育成という側面も含め、我が国にとって極めて有益な事業である。未来を嘱望される、若い研究生は、通常の教育課程(中学・高校)に学びながらバレエの基礎の修練を個人スタジオ(研究所)で行っている。しかし、世界を見つめ、将来を考えるとき、日本のバレエ界に必要なのは、より専門性の高いアカデミー(研究・養成機関)、すなわち「国立バレエ高等学校(仮称)」の設立が第一に挙げられる。三年制、全寮制で、一般の高校卒業資格が与えられ、専門技術の習得はもとより、国内外のバレエ史(舞踊史)、外国語、人体生理学などを含めた課目を習得できる学校である。全寮制とするのは、中学を卒業して、中央に出る場合、父兄が安心して送り出すことができるためである。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、三年制、全寮制の「国立バレエ高等学校(仮称)」を設立すること。

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