請願

 

第163回国会 請願の要旨

新件番号 134 件名 定率減税縮小・廃止と消費税大増税の反対に関する請願
要旨  長引く不況の下で、社会保障、財政再建を口実に、二〇〇七年度の消費税率引上げがねらわれている。これに先立って、所得税・住民税の定率減税の縮小・廃止が行われようとしている。定率減税が廃止されると、年収六〇〇万円の平均的サラリーマンでは、五万六千円の増税になる。勤労者の家計所得が減少しており、これを縮小・廃止すれば、暮らしも景気も、更に悪くなる。消費税は、金持ちには負担が軽く、庶民には重い不公平な税金である。税率引上げは、家計を直撃し、更に景気を悪くする。社会保障や財政再建の財源は、無駄な大型公共事業をやめて税金の使い方を変え、さらに大企業・金持ち減税を改めればつくることができる。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、所得税・住民税の定率減税の縮小・廃止をやめること。
二、消費税の増税はきっぱりやめること。

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