請願

 

第162回国会 請願の要旨

新件番号 1557 件名 マッサージ診療報酬等の適正な引上げに関する請願
要旨  過労死が国際語になるほどの働き過ぎ社会の中で、勤労者は心身共に疲れている。病気やけがで自覚症状のある人の割合(有訴者率)は三二・三%、通院している人の割合(通院者率)は三一・四%にも上る(国民生活基礎調査・平成一三年)。訴える症状の第一位に、男性は腰痛、女性は肩凝りを挙げている。正にマッサージの役割が求められている。また、骨折や脳卒中などのリハビリや、生活習慣病の予防にもマッサージは欠かせない。介護、健康と長寿のためにもマッサージがもっといかされるべきである。二〇〇四年四月の診療報酬改定でも、マッサージの点数は据え置かれ、一九八三年以来三五点(三五〇円)のまま放置されている。
 ついては、医療機関・介護施設において親切で丁寧なマッサージ治療が受けられるよう、次の事項について実現を図られたい。

一、マッサージの役割が正しく評価され、診療報酬点数を適正に引き上げるとともに、介護保険においても有効に活用されるようにすること。

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