請願

 

第162回国会 請願の要旨

新件番号 1095 件名 医療費窓口負担の軽減、介護保険制度の改善に関する請願
要旨  高齢者、健保本人の医療費窓口負担増が実施されて、一年以上が経過した。厚生労働省の研究報告でも、高血圧・糖尿病などの受診抑制による重症化が危惧(きぐ)されている。続いて政府は、利用者負担を大幅に増やす介護保険の改悪を行おうとしている。介護保険は、負担が重くて利用できない、特別養護老人ホームの待機者が全国で二三万人以上、など問題点が山積している。
 ついては、社会保障への国庫負担を増やし、次の事項について実現を図られたい。

一、医療費負担を軽減すること。
 1 医療保険の患者負担(現行三割)を二割に引き下げること。
 2 高齢者の窓口負担を軽減すること。
 3 就学前までの医療費無料化制度を国の責任で創設すること。
二、介護保険の改悪をやめ、改善すること。
 1 国の制度として、保険料と利用料の減免制度を設けること。
 2 入所施設の居住費・食費や通所サービスの食費の全額自己負担化をしないこと。
 3 軽度者(要支援・要介護一)に対する給付制限をしないこと。

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