請願

 

第162回国会 請願の要旨

新件番号 252 件名 憲法第九条、第二十五条などの改悪反対に関する請願
要旨  小泉内閣は、第九条や第二五条などの憲法改悪をねらい、日本を戦争する国にし、さらに人間らしい暮らしができなくしようとしている。定率減税の廃止や税金が掛かる基準の引下げ、消費税率を一○%以上にし、国民の税負担を一層重くしようとしている。介護保険の保険料と利用料の引上げを行い、障害者や要介護度が低い人たちなどのサービスの切捨てをねらっている。老齢加算に続き、母子加算の廃止など生活保護基準の引下げ、仕事がなくて働けない人たちの保護を打ち切るなどする計画である。生活保護や児童扶養手当、国民健康保険、義務教育の国の自治体への負担を減らせば、自治体の財政と制度の締め付けが更にひどくなる。こうした制度の改悪は、国民の暮らしを一層深刻にし、景気回復を遅らせる。国民の「健康で文化的な最低限度の生活を営む権利」(憲法第二五条)を守り、社会保障などの増進を図ることを求める。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、憲法第九条、第二五条などの改悪はしないこと。

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