新件番号 | 13 | 件名 | すべての子供へ行き届いた教育を進め、心の通う学校をつくることに関する請願 |
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要旨 | 二一世紀を担う子供たちが心身共に健やかに成長することは、父母・教職員・国民の共通の願いである。そして、憲法・教育基本法・子どもの権利条約に基づいて、一人一人の子供たちに確かな学力を保障し、希望をはぐくむ教育を実現することが今日ほど求められているときはない。そうした願いを実現させる上で、教育条件の改善が日本の教育改革の一つの大きな課題であり、急務となっている。取り分け、私学助成の国庫補助堅持は、国民の教育権を保障する上で重要な役割を果たしてきた。 ついては、父母・国民の願いにこたえられる私学教育を一層発展させることができるよう、次の事項について実現を図られたい。 一、小中高の三○人以下学級を早期に実現すること。複式学級を解消すること。 二、私学助成を大幅に増額すること。特に経常費二分の一助成、授業料直接助成、施設助成を実現すること。 三、義務教育費の国庫負担制度を守り、充実すること。 四、すべての学校の教職員を増やすこと。 五、教育費の父母負担を軽減し、長期不況下の子供の就学を保障するために、公立・私立の児童生徒への就学援助、授業料減免制度、奨学金制度などを充実すること。 |