請願

 

第161回国会 請願の要旨

新件番号 308 件名 年金の大改悪反対、だれもが安心できる年金制度の拡充に関する請願
要旨  長引く不況の中、暮らしは年金・医療・介護などの負担が増えて苦しくなるばかりである。今、必要なことは、国民のこれ以上の負担増を抑え、だれもが安心できる年金制度を確立することである。小泉内閣(自民党・公明党)が国会で成立させた年金法では、保険料は、厚生年金が平均で毎年約一万円、国民年金は年間で三、三六〇円の値上げがそれぞれ二〇一七年まで連続して行われる。一方、給付水準は実質一五%も引き下げるという大改悪である。民主党の年金法案は、財源を二〇〇七年度から年金目的として三%の消費税増税で賄うという所得の低い人ほど重い負担となるものであった。年金財源は、大型公共事業の見直しや軍事費などの削減、引き下げられた法人税率など大企業の優遇税制を改めることで確保できる。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、保険料の引上げ・給付の削減などの年金改悪をやめ、最低保障年金制度を創設するなど、安心できる年金制度を確立すること。

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