請願

 

第159回国会 請願の要旨

新件番号 3901 件名 消費税の増税反対に関する請願
要旨  不況・リストラ・倒産による史上最悪の失業率、賃金カット、医療や年金などの社会保障制度の後退は、国民の家計に重くのしかかり、これ以上の痛みに耐えられないところまで追い詰められている。今、国民の中では、「まず景気回復、そのためには雇用の確保が緊急の課題」「老後、失業、医療などにかかわる将来不安をなくしてほしい」「消費に回せるお金を増やすために、消費税の廃止や減税をしてほしい。せめて食料品に掛かる消費税はなくしてほしい」「税金は、私たちの生活を豊かにするために使ってほしい」などの声が充満している。ところが、この切実な国民の願いに反し、医療費の値上げ、一層のリストラの推進などとともに、機会があれば、消費税を大幅に引き上げようとする動きが伝えられている。それを許せば、更に消費を冷え込ませ、不況打開の糸口がより見えにくいものになる。今、求められていることは「生活費に税金は掛けない」「幾ら払っているのか分かりやすい税制にする」その上で「並外れた収入のある人など、税金を払える能力のある人からは、能力に応じて払ってもらう」などの税金の原点に戻って、日本の税制を根本的に見直し、税金の使い方も国民本位に改めることである。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、消費税を増税しないこと。

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