請願

 

第159回国会 請願の要旨

新件番号 2730 件名 看護・医療・福祉労働者の人員増に関する請願
要旨  医療事故をなくし、安全で行き届いた、だれでも安心して掛かれる医療・看護・福祉の実現は国民すべての強い願いである。しかし、現在の医療福祉の現場は、入院日数の短縮の下で、非常に忙しくなっているため、いつ医療事故が起きてもおかしくない状況にある。また、診療報酬の引下げなども影響して、人員削減や賃金の引下げが進められている。これにより、医療福祉従事者、特に看護職員の過密労働・健康破壊が深刻な状況を招いている。諸外国に比べて極端に少ない日本の人員配置基準の引上げなど、診療報酬・介護報酬の改善が必要である。国民すべてが安心で行き届いた医療福祉を受けられ、また医療福祉従事者、特に看護職員が安心して働けるような医療制度の充実を求める。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、看護職員を始め、医療・福祉労働者を大幅に増やすこと。
二、そのために、診療報酬や介護報酬などを改善すること。
三、医療・福祉の営利化をやめ、だれもが安心して医療機関に掛かれるようにすること。

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