請願

 

第159回国会 請願の要旨

新件番号 2333 件名 二千四年の年金大改悪反対、安心できる年金制度の確立に関する請願
要旨  二〇〇四年度の税制改正と年金制度改革の内容は、保険料を大幅に引き上げ、給付は大幅に引き下げ、更に増税するというものである。これでは無年金・低年金者が増大する一方で、公的年金への不信は深まるばかりである。与党は、財源がないからと主張しているが、税金の使い道を変えれば済むことである。税金に占める社会保障費の割合は、日本の二九%に対して、アメリカ四七%、ドイツ四四%、イギリス四三%と報道されている。
 ついては、すべての国民が安心して暮らせるよう、次の事項について実現を図られたい。

一、二〇〇四年の年金改革に当たっては、保険料の引上げ、年金の引下げなど、これ以上の年金改悪は行わないこと。
二、基礎年金の国庫負担を二分の一に引き上げること。
三、保険料拠出を必要としない全額国庫負担による最低保障年金制度を創設し、無年金者や低額年金者をなくすこと。

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