請願

 

第159回国会 請願の要旨

新件番号 1695 件名 失業対策と季節労働者対策の拡充に関する請願
要旨  全国的に深刻な失業情勢が続いており、取り分け北海道では、季節労働からも排除されて雇用保険の資格がつかない労働者を含めて多くの失業者が働く場を求めている。二○○四年度政府予算案において、季節労働者冬期援護制度(通年雇用安定給付金制度)は見直しを行った上で、大幅に減額された。六五歳以上の労働者の排除や冬期技能講習の受講制限などの制度改悪と給付の切下げは、季節労働者の生活を直撃し、地元中小業者や地域経済にも深刻な影響を与える。
 ついては、次の措置を採られたい。

一、国の失業対策を拡充すること。差し当たって「緊急地域雇用創出特別交付金」を大幅に増額して実施期間を延長し、失業者が働く仕事を拡大すること。
二、季節労働者冬期援護制度について、六五歳以上の労働者の排除や、冬期技能講習の受講制限を行わず、給付と内容の改善を図ること。
三、国として雇用対策と生活対策を含む総合的な季節労働者対策を立てること。
四、北海道や市町村が行う雇用対策、失業者の生活対策のための事業に国が財政的な支援を行うこと。

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