請願

 

第159回国会 請願の要旨

新件番号 1389 件名 すべての子供たちへの行き届いた教育を進め、心の通う学校をつくることに関する請願
要旨  長期不況の中、社会、家庭からゆとりが奪われ、児童生徒の置かれた状況は深刻である。教育費の保護者負担の軽減と一人一人が大切にされる教育の実現は、大きな国民世論になっている。
 ついては、文教予算の抑制政策を改め、三○人学級の実施など教育条件を充実させることを基本に、次の事項について実現を図られたい。

一、国の責任で小中高の三〇人以下学級を早急に実現すること。複式学級を解消すること。
二、私学助成の国庫補助制度を守り、私学助成を大幅に増額すること。特に経常費二分の一助成を実現し、授業料直接助成、施設助成を実現すること。
三、義務教育費の国庫負担金削減を中止し、制度を充実すること。
四、教育費減税を始め、教育費の父母負担を軽減すること。
五、公立・私立の児童・生徒への就学援助・授業料減免制度、奨学金制度を充実すること。
六、希望するすべての子供たちに、高校教育を保障すること。
七、障害児に行き届いた教育を保障するために、障害児学級を増設し障害児学校を新設すること。また、通常学級に在籍する障害児の教育条件を整備すること。
八、行き届いた教育を進めるために、教職員を増やすこと。
九、学校の施設・設備を改善すること。

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