請願

 

第159回国会 請願の要旨

新件番号 1378 件名 私学助成の大幅増額と急減期特別助成の実現に関する請願
要旨  いじめ、登校拒否、低学力など現在の教育困難を克服する上で大きな障害となっているのは、欧米諸国に比べて後れている学校の教育条件である。また公立学校の数倍にもなる学費は、私学へ子供を通わせる家庭にとって大きな負担となっている。このような中で、中学卒業生の急減期が訪れている。行き届いた教育と父母負担の軽減のために、この急減期にこそ、公・私立併せて三○人学級の実現と、私学への特別助成が強く求められている。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、国の責任で小中高の三〇人以下学級を早期に実現すること。複式学級を解消すること。
二、私学助成の国庫補助制度を守り、私学助成を大幅に増額すること。特に経常費二分の一助成を実施し、授業料直接助成、施設助成を実施すること。
三、義務教育費の国庫負担金削減を中止し、制度を充実すること。
四、教育費減税を始め、教育費の父母負担を軽減すること。

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