請願

 

第159回国会 請願の要旨

新件番号 1118 件名 憲法・教育基本法をいかし、すべての子供に行き届いた教育を進めることに関する請願
要旨  未来ある子供たちには、楽しく豊かな学校生活を送ってほしいと願っている。公私立すべての学校が三○人以下学級になり、みんなが希望する高校に進学でき、障害のある子供たちも行き届いた教育を受けることができるよう求める。今、不況が長引く中で、学校をやめなければならない子供が増えている。教育にもっとお金を掛けて、私学助成をもっと増やして、だれでも安心して学校に行けるようにすべきである。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、私学助成の国庫負担制度を守って、私学助成を大幅に増額すること。特に、経常費の二分の一助成を実現し、授業料直接助成、施設助成を実施すること。
二、国の責任で小中高の三〇人以下学級を早期に実現すること。複式学級を解消すること。
三、行き届いた教育を進めるために、教職員を増やすこと。
四、希望するすべての子供たちに、高校教育を保障すること。
五、障害児に行き届いた教育を保障するために、障害児学級を増設し障害児学校を新設すること。また、通常学級に在籍する障害児の教育条件を整備すること。
六、義務教育費の国庫負担金削減を中止し、制度を充実すること。
七、教育費減税を始め、教育費の父母負担を軽減すること。
八、公立・私立の児童生徒への就学援助、授業料減免制度、奨学金制度を充実すること。
九、学校の施設・設備を改善すること。
十、すべての子供たちに基礎的な学力が身に付くよう、学習指導要領の押し付けをやめて、早期に見直すこと。

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