請願

 

第159回国会 請願の要旨

新件番号 1086 件名 イラクへの自衛隊派兵の中止に関する請願
要旨  小泉内閣は米国から求められるまま、イラクへの自衛隊派兵を強行した。イラクの状況は、米英軍当局が「全土が戦争状態」と認めざるを得ないほど深刻化している。被害は国連や赤十字の施設、関係者にも及んでおり、更に日本人外交官二人が殺害される痛ましい事件も発生した。国際法を無視した米英軍の武力攻撃によって万を超えるイラクの民間人が殺されている。米英軍の侵略戦争と、その後の軍事占領がイラク国民の怒りと憎しみを呼び起こし暴力とテロの土壌を広げている。自衛隊の派兵は、イラクに対する無法な戦争と不法な占領支配に軍事力をもって加担することになり、何の大義もない。イラク問題の道理ある解決のためには、一日も早く米英軍主導の占領支配をやめさせ国連中心の人道支援に切り替えるべきであり、日本政府もそのために努力すべきである。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、イラク特措法によるイラクへの自衛隊派兵は行わないこと。

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