請願

 

第159回国会 請願の要旨

新件番号 630 件名 妊産婦検診の国庫補助の復活と拡充に関する請願
要旨  女性が生涯に産む子供の数が一・三二となり(二〇〇二年人口動態統計)、結婚五年未満の夫婦が予定する子供数の平均も一・九九と、初めて二人を割った(同年出生動向基本調査)。子供を産まない理由として、「子育てにお金が掛かり過ぎる」が圧倒的多数になっている。収入の低い若い世帯にとって、妊産婦の定期検診や出産の経済的負担は大変大きくなっている。このような中、秋田県は各自治体が実施している無料の妊産婦検診に四回上乗せ実施している。国は、一九九七年度まで妊産婦検診二回無料の予算を国庫補助していたが、一九九八年度から一般財源化し、自治体によっては制度の後退につながりかねない。
 ついては、経済的な不安がなく安心して妊娠・出産できるよう、次の事項について実現を図られたい。

一、無料の妊産婦検診への国庫補助を復活し、更に拡充させること。

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