請願

 

第159回国会 請願の要旨

新件番号 130 件名 国による三十人学級実現、私学助成大幅増額に関する請願
要旨  学校完全五日制と新学習指導要領が実施されて一年が過ぎた。総合学習の導入、選択授業の増加、習熟度別授業など教育改革が進む中、子供も先生もゆとりがなくなったとのアンケート結果が全国的にも報告されている。増え続ける不登校や高校中退、子供たちの悲惨な事件も後を絶たない。このような状況の中で三〇人学級の実現は大きな世論になり、独自予算を組んで少人数学級に踏み出した道府県は六割を超えている。国の責任で三〇人学級の早急な実現を求める。長引く不況の中で公立、私立とも教育費の父母負担は限界である。合格しても進学を断念したり、授業料を払えず退学せざるを得ない子供が増えている。教育を受ける権利はすべての子供にある。
 ついては、次の措置を採られたい。

一、小中学校・高校の三○人学級を、早急に実現すること。
二、私学助成を大幅に拡充すること。
三、すべての学校の教職員を増やすこと。
四、すべての障害児に、発達と障害に応じた教育を保障し、その充実を図ること。
五、教育費減税を始め、教育費の父母負担を軽減すること。

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