請願

 

第157回国会 請願の要旨

新件番号 230 件名 テロ特措法の延長反対に関する請願
要旨  小泉内閣は、アメリカに言われるままに、自衛隊の地上部隊をイラクに派兵しようとしている。イラクでは、無法な戦争に続く、軍事占領への不満と抵抗が高まり、治安も悪化する中で、米軍が連日のように襲撃されている。自衛隊が派兵されるなら、米英軍と共にイラク国民を殺傷しかねないし、逆に銃口を向けられることにもなる。自衛隊の派兵を、非戦闘地域に限り、武力の威嚇・行使をしないなどとする政府の説明は、完全に破たんしている。自衛隊のイラク派兵は、米英の無法なイラク戦争を正当化し、軍事占領を追認するもので、イラク国民の意思を尊重した復興に反するとともに、人道支援を始め国連中心の復興支援を求める国際社会の声にも背を向けるものである。憲法をじゅうりんする自衛隊のイラク派兵は、絶対に行ってはならない。また自衛隊はインド洋上で、アフガニスタンを攻撃する米軍を支援するなどしているが、期限切れを迎えた「テロ特措法」の延長をやめ、自衛隊を撤退させるべきである。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、「テロ特措法」の延長をしないこと。

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