請願

 

第157回国会 請願の要旨

新件番号 109 件名 配偶者特別控除(上乗せ部分)の廃止を凍結し、元に戻すことに関する請願
要旨  小泉内閣はさきの国会で税制改正を行い、配偶者特別控除(上乗せ部分)の廃止を決めた。改正によって影響を受けるのは、主にサラリーマン世帯や年金世帯などで妻が専業主婦やパートなどで働いているが収入の少ない場合である。控除の廃止によって、約一、二○○万世帯が影響を受け、一世帯五~一○万円の負担増、七、三○○億円に上る大増税になる。政府は、男女共同参画形成や女性の社会的自立のためにも廃止すべきとしている。しかし、年収は減り続け、生活は大変である。最低生活費には課税せず、基礎控除を始め課税最低限の引上げなど、制度を廃止するのであれば、代わりの措置が必要である。ただ廃止するのでは、家計の負担を増すだけで、女性の自立につながらない。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、所得税の配偶者特別控除(上乗せ部分)の廃止を凍結し、元に戻すこと。

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