新件番号 | 3435 | 件名 | 介護保険の改善に関する請願 |
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要旨 | 多くの女性や国民が期待した介護保険制度は、低所得者層に保険料負担が大きく、高齢者医療費の負担増と合わせ、生活不安はますます広がっている。介護サービスを受けたくても「利用料が払えない」と介護サービスの利用率も四割程度にとどまっている。こうした中、現状のまま放置できないと、利用料や保険料の軽減など市町村独自の取組が広がっている。一方、在宅介護の現場で働くヘルパーは、直行直帰の登録型雇用が多く、移動時間や記録時間、利用者の急なキャンセル時の賃金保障がなく、不安定雇用と低賃金、介護の専門家としての身分保障がされていないなど多くの問題を抱えている。 ついては、利用者にとっても、現場で働く労働者にとってもより良い制度に改善されるよう、次の事項について実現を図られたい。 一、低所得者などの介護保険料・利用料を免除・軽減すること。 二、介護ヘルパーの労働条件を改善すること。その際、保険料や利用料の負担増につながらないようにすること。 三、介護予防・生活支援事業を拡充すること。 |