請願

 

第156回国会 請願の要旨

新件番号 3413 件名 女性労働者の賃金と働く条件の改善に関する請願
要旨  女性の時間外・深夜業の規制が取り払われても男女の賃金格差は縮まらず、労働条件は切り下げられ、パートなどの不安定雇用に追いやられている。女性たちは、サービス残業、持ち帰り、早朝出勤などで、健康や母性が破壊され、子供や家庭が犠牲になっている。ILO調査(一九九五年)では、世界六○か国で一日当たりの時間外労働の上限を定めている。フランスなどでは不況の下でも賃下げなしで三五時間労働が実現している。
 ついては、女性労働者の賃金と働く条件を急ぎ改善するよう、次の事項について実現を図られたい。

一、正規男女間、パート男女間、正規パート間の賃金格差を是正すること。
二、違法なサービス残業を根絶すること。
三、子育て中の男女労働者の深夜・時間外労働の免除措置を充実させること。育児・介護休業を改善すること。

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