請願

 

第156回国会 請願の要旨

新件番号 1559 件名 イラク攻撃絶対反対に関する請願
要旨  アメリカは大量破壊兵器を理由にイラクに戦争を仕掛けている。武力攻撃によって犠牲になる罪のない一般市民について、IPPNW(核戦争防止国際医師会議)の調査では、一〇万人以上、核兵器が使われるとバグダッドだけで三六〇万人の死者が出ると報告されている。国連事務総長は「国際社会が一致結束して、査察を進めることによって、平和的解決はできる」と述べている。国連憲章に基づいて、平和的に解決することを世界の圧倒的多数の人たちが望んでいる。一月一八日には、世界三十数か国で数十万規模のイラク攻撃反対を求めるパレードや集会が一斉に行われた。一人一人の力は小さくても、平和を願う世界中の人たちの声が集まれば、戦争のない世界は実現できる。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、日本政府は、アメリカの無法なイラクへの軍事攻撃に反対すること。
二、日本政府は、憲法第九条(戦争放棄)を持つ国として戦争に反対すること。

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