請願

 

第156回国会 請願の要旨

新件番号 935 件名 有事法制反対、憲法第九条遵守に関する請願
要旨  有事法制は、戦争のために、自衛隊や米軍の軍事行動を何よりも優先し、特権を与えるとともに、国民を強制的に動員する、かつてない悪法―憲法をじゅうりんし、日本を戦争をする国につくり変えてしまう法案である。地方自治体、電力・ガス会社など指定公共機関、医療、運輸・交通、土木・建築などの民間業者や従事者を始め多くの国民が、強制的に協力させられる。物資保管命令を拒否すれば罰則まで科せられる。また国民の財産が奪われ、言論・表現の自由など基本的人権が踏みにじられる。政府自身、今、日本に大規模な侵攻を企てるような外国勢力はいないことを認めている。それにもかかわらず、進めようとする有事法制は、日本を守るものでなく、アメリカの戦争に参戦協力するためのもので、絶対に許されない。今、日本が行うべきは、戦争を準備するのでなく、憲法第九条をいかした平和外交を進めることである。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、有事法制の立法化を行わないこと。
二、憲法第九条を守ること。

一覧に戻る