新件番号 | 726 | 件名 | 有事法制、国民保護法制及びスパイ防止のための法律制定に関する請願 |
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要旨 | 国家の平和と安全を守り、国民の生命と財産を守ることは国家の第一義的な責任である。しかし、さきの日朝首脳会談において北朝鮮が認めた拉致(らち)・工作船による国家犯罪がまかり通っていたように、我が国における安全保障政策は決して十分とは言えない。日本人拉致は政府が認定した以外にも多数に上ると見られ、また工作船は対空ミサイルなどを重武装する軍艦並みの威力を持っていることが判明している。こうした事態を踏まえ、我が国の安全保障政策を抜本的に見直すべきと思われる。さきの国会では「武力攻撃事態法案」「自衛隊法改正案」「安全保障会議設置法改正案」のいわゆる有事三法案が継続審議となったが、これらを今国会で早急に制定する必要がある。また、有事の際に国民の生命、身体及び財産保護を図る国民保護法制も併せて成立させることが望まれる。さらに、拉致を許した背景として、我が国には他国に必ず存在するスパイ防止のための法律がなく、それゆえに工作員が容易に侵入し活動したと指摘されていることを踏まえ、スパイ防止のための法律を制定することも不可欠と言える。 ついては、次の事項について実現を図られたい。 一、有事法制、国民保護法制及びスパイ防止のための法律を早急に国会で成立させること。 |