請願

 

第156回国会 請願の要旨

新件番号 578 件名 個人消費を減退させ、景気回復を遅らせる大衆増税反対に関する請願
要旨  政府は昨年十二月、二〇〇三年度の予算案を明らかにした。その内容は、緊縮型としながらも史上最高の新規国債を発行し、構造改革を掲げながら従来型の小手先の調整を繰り返した予算である。特に税制については、経済の活性化を目指した企業減税や相続・贈与税の負担軽減などの減税を行う一方、たばこ・発泡酒・ワイン・合成清酒等の大衆増税を行うとしている。今、国民が真に求めているのは景気回復である。国として税制の在り方や税の使い道の抜本的な検討がされないまま、減税の財源を単に国民負担へと置き換えた大衆増税は、絶対に容認できない。
 ついては、景気回復に向けた個人消費の拡大を図るためにも、次の事項について実現を図られたい。

一、たばこ・発泡酒・ワイン・合成清酒等の大衆増税は行わないこと。

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