請願

 

第156回国会 請願の要旨

新件番号 391 件名 戦時性的強制被害者問題解決促進法案の早期成立による慰安婦問題の解決に関する請願
要旨  「戦時性的強制被害者問題の解決の促進に関する法律案」が一日も早く成立するよう求める。一九九〇年に国会(参議院予算委員会)において慰安婦(戦時性的強制被害者)問題が初めて取り上げられてから既に一二年が経過し、第二次大戦の戦争被害者は各国で毎月一%ずつ亡くなっていると言われている。慰安婦問題では国連やILOなどの国際的な専門機関からも繰り返し勧告・指摘を受け、一九九八年四月には山口地裁下関支部で速やかな立法を求める判決(現在最高裁で係争中)も出されている。韓国・台湾・フィリピン・インドネシア・米国の議員らも問題解決が長引いていることに懸念を表明し、早期の解決を求めている。被害者や各国の専門家などを招いて直接被害の実態を聴き、歴史的、法的にきちんと審議することが必要である。被害者が生きているうちに、問題の解決を求める。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、「戦時性的強制被害者問題の解決の促進に関する法律案」を早期に成立させること。

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