請願

 

第156回国会 請願の要旨

新件番号 1 件名 社会保障の拡充、将来への安心と生活安定に関する請願
要旨  第一五四回国会で成立した「健康保険法等の一部改正法」は、患者負担増や保険料の大幅引上げを中心に据え、長期不況で苦境に立たされている国民に対し、更に大きな負担を求めるものとなっている。また、改正法の附則は、医療保険制度の一本化や一元化を示唆する内容となっており、危惧(きぐ)を抱いている。建設国保が育成・強化されることにより、組合員の将来や生活の不安を解消し、命と暮らしを守り支える制度に成長できるよう求める。
 ついては、当面、次の事項について実現を図られたい。

一、国民医療を拡充するとともに、医療保険制度は、被用者健康保険と国民健康保険の二本立てとすること。また、国民健康保険の管理・運営の主体は、将来にわたって市町村と国保組合とし、建設国保組合を育成・強化すること。
二、公的年金制度を安定させ、国民の将来への不安を取り除くこと。そのため、基礎年金の国庫負担を早期に引き上げること。

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