請願

 

第155回国会 請願の要旨

新件番号 196 件名 慰安婦問題の戦後責任を果たすための立法の早期制定に関する請願
要旨  「慰安婦」問題は、紛れもなく日本軍の性侵略であった。被害女性たちや支援団体は日本政府の公式謝罪と賠償を要求している。国連人権委員会の三回にわたる特別報告者の報告を始め、国際社会は日本の対処を注目している。第二次大戦下に日本軍による被害を受けた人々のうち、強姦(ごうかん)は殺人に次ぐ人権侵害であるとの観点に立ち、戦後五十年を経てもまだ解決されていないことを反省し、まず、「慰安婦」と強姦犠牲者に早急に謝罪と賠償を行うため、提出中の戦時性的強制被害者問題の解決の促進に関する法律案の対象者に「慰安婦」だけでなく、強姦犠牲者を含めるよう求める。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、戦時性的強制被害者問題の解決の促進に関する法律案の対象者として、「慰安婦」だけでなく、第二次世界大戦において日本軍による性被害を受けたアジア諸国の女性を含めること。

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