請願

 

第154回国会 請願の要旨

新件番号 4167 件名 女子差別撤廃条約選択議定書の批准に関する請願
要旨  平成十一年の国連総会において女子差別撤廃条約の選択議定書が採択され、平成十二年十二月に発効した。選択議定書は条約違反による権利の侵害について、女子差別撤廃委員会に対し通報する権限を個人又は集団に付与することを内容としている。しかし、政府は選択議定書の採択には賛成したが署名は見送り、批准に消極的な態度をとっている。我が国において女性に対する差別は現在もなお根深く存在しており、差別に対する苦情申立てや救済機関もいまだ確立されていない。選択議定書の批准は、我が国における女性差別撤廃に対する施策の強化とともに、男女平等社会の形成を促進するものである。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、女子差別撤廃条約選択議定書を早期に批准すること。

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