請願

 

第154回国会 請願の要旨

新件番号 3702 件名 核兵器廃絶のための国際条約の締結及び非核三原則の法制化に関する請願
要旨  被爆者は自らの体験に基づき、核兵器廃絶と原爆被害への国家補償を求めている。しかし、アメリカを始めとする大国はいまだに核抑止論にしがみつき、唯一の被爆国である我が国もアメリカの「核の傘」に身を寄せ、原爆被害をもたらした国の戦争責任を認めようとはしていない。また、現行の原子爆弾被爆者に対する援護に関する法律は、国家補償の法にならなかったため、在外被爆者への適用を拒むなど差別を生んでいる。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、核兵器を地球上からなくすため、核兵器を完全に禁止・廃絶するための国際条約の締結に向けて日本政府は先頭に立つこと。
二、核兵器を作らず、持たず、持ち込ませず、の非核三原則を法制化すること。

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