新件番号 | 3320 | 件名 | 骨髄バンク事業の充実に関する請願 |
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要旨 | 骨髄移植は白血病や悪性リンパ腫(しゅ)を始めとする血液疾患等に対する有力な治療法である。患者が骨髄液の提供を受ける方法の一つとして、日本骨髄バンク(財団法人骨髄移植推進財団)によりドナー(善意の骨髄液提供者)を患者にあっせんする事業が行われてきた。昨年には非血縁者間における骨髄移植が七百三十四例実施されており、骨髄バンク事業の進展により多くの患者の命が救われている。しかし、欧米を始めとする諸外国の骨髄バンクと比較すると制度面・財政面で立ち後れている部分もあり、多くの血液疾患の患者が骨髄バンク制度の拡充を待ち望んでいる。 ついては、骨髄バンク、厚生労働省及び関係各機関の連携により、骨髄バンク事業のより一層の充実を図られたい。 |