新件番号 | 2519 | 件名 | 介護保険制度における要介護認定基準の再検討等に関する請願 |
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要旨 | 介護保険制度が開始されたが、六十五歳以上の重度障害者に対する介護認定に際して、市町村ごとの認定基準に格差が生じている。このため、介護保険制度の見直しにより、介護サービスをより一層適切に受けられるようにするとともに、自治体によって要介護認定に格差が生じることのない介護行政の実現が求められている。 ついては、次の措置を採られたい。 一、介護保険制度と身体障害者福祉法との適用関係については、介護保険制度の優先適用を改め、本人による選択を可能にすること。 二、介護保険法によらない重度障害者が利用できるショートステイ等の介護ベッドを増設すること。 三、同じ障害等級の障害者手帳保持者に対する要介護認定が市町村によって格差が大きいことから、要介護認定基準を再検討すること。 四、介護を軽減するには、家庭内と家屋周辺の物理的障害を除去することが最も有効であることから、助成等の充実を図るとともに、バリアフリー住宅等の建設をより一層推進すること。 |