請願

 

第154回国会 請願の要旨

新件番号 2091 件名 消費税についての税率三%への引下げ、医療の非課税化等に関する請願
要旨  消費税率の五%への引上げ以来、不況は更に深刻化し、収入が大幅に減少するだけでなく、失業や倒産も増大している。しかし、政府・与党は大型公共事業や大銀行救済のために巨額の税金を投入し、大企業に対する減税を行う一方、福祉の切捨てなど国民の暮らしを犠牲にする政治を続けている。そのうえ、財政破綻(はたん)のつけを国民に押し付けようと消費税率の引上げを検討している。また、消費税の福祉目的税化は社会保障を抑制し、更なる税率の引上げにつながるものであり容認できない。景気を回復させ日本経済を再建するには、個人消費を増やし家計を直接あたためることが必要である。消費税の減税は消費を直接拡大するだけでなく、受診や売上げの減少に加え消費税を転嫁できないという二重の困難に直面している医療機関や中小業者を援助するといった観点からも最も有効な景気対策である。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、消費税の大幅増税を行わないこと。
二、消費税率を三%に引き下げること。
三、医療についてはすべて非課税とすること。

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