新件番号 | 706 | 件名 | 有事法制反対に関する請願 |
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要旨 | 政府はテロや不審船への対策が必要であるとして有事法制を行おうとしているが、これは戦争を遂行するためのものである。テロ対策や不審船対策は犯罪を取り締まるために行うものであり、戦争の準備をする必要はなく、警察や海上保安庁などが対応すべきである。政府は現在の日本に対して大規模な侵攻を企てるような勢力はいないことを認めている。戦争の放棄をうたった憲法第九条を持つ我が国は、平和のための外交努力と国際貢献を行うべきであり、アジア諸国もそれを望んでいる。また、有事法制はアメリカの戦争に日本が参加するため国民を総動員するものであり、自衛隊や米軍の軍事行動を最優先し、国民から土地や財産を取り上げ、戦争への協力を強制するものである。これは憲法第九条を蹂躙(じゅうりん)し、言論・表現の自由や身体の自由などといった基本的人権を踏みにじるもので断じて容認できない。 ついては、次の事項について実現を図られたい。 一、有事法制を行わないこと。 二、憲法第九条を遵守すること。 |